12月26日(土) 4日目のレポートです。
【高橋先生より】
いつも通り8時頃にぞろぞろ起き始める。
朝ごはんを食べながら今日の仕事を確認する。イベント班、ゴミ箱班、コンポスト班に分かれて、具体的な内容を詰めていく。
10時ぐらいに急遽ボゴール市に出て物品調達に行かなければならなくなり、オジック(バイクタクシー)に乗ることに。生徒はバイクの後ろにしがみつき、5分ほど大通りまで村の中を疾走しました。大通りに出てからはアンコットと呼ばれる乗り合いタクシーで移動。またまた渋滞に巻き込まれ、日差しがさんさんと注ぐタクシーの中で蒸されていました。いい経験だ。
ボゴールの街中でゴミ箱用のバケツやコンポストの蓋をつなげる蝶番を買ったりしました。そして久しぶりにみるバーガーキングの看板に引き寄せられ、ハンバーガーにかぶりついていました。さすが高校生。
夕方、渋滞がひどくなる前に帰ろうと再びアンコットへ。値段が決まっていなく、だいたいこれぐらい
という感じでざっくりとオファーを出し、アンコットをチャーターしました。そしてまたまた激しい渋滞。インドネシアの洗礼に慣れている生徒たちはビクともせず、2時間ぐらいの渋滞を耐えました。
結局家についたのは7時半ごろ。それからご飯を食べて、いつも通り今日の振り返りへ。またまたいつも通り白熱した議論が続き、時間は11時半。ふと、明日のボゴールでニーナの販売を手伝う際の動きがを確認することに。菅谷代表が客の役をして、販売のシュミレーションをしました。さすがに世の中うまく行かないことを知ってしまった高校生たちは明日どのような活躍をするのでしょうか?
勝手に議論を白熱させて12に過ぎまで起きている生徒の体力に脱帽です。
【谷弘さんより】
昨晩からは、宿を移動しチサロパ村のNinaの家にホームステイをしています。
日中はとても暑いインドネシアですが、朝だけは気温が下がりさわやかに迎える事ができます。
Ninaの家にはタイルでできたテラスがあり、朝起きて裸足でテラスに出ると、ひんやりととても気持ちが良いのです。
早起きをしたアオゾラは、引率の高橋先生が自らいれてくださった美味しいコーヒーをそのテラスでいただきました。
午前中は村にて、
コンポストチームのアオゾラが、残りの材料をそろえ後は生ごみを待つだけという状態まで仕上げ
ゴミ箱チームのアマネは、「子供」をターゲットにしたゴミ箱の自作を進め
イベントチームのタイキ、タケルはゴミ拾いの宣伝として認知されるためのユニフォーム作成を
それぞれ進めました。
これまで、ずっとチサロパ村にこもって考えていましたが、たまたまチームメンバー全員が材料などを調達する必要が出てきたこともあり、今日は皆でボゴールの町に向かうことになりました。
ボゴールに行くためには、まずはオジェックでチサロパ村の出口までいき、そこからはアンコットに乗ってボゴールの都心に向かいます。
インドネシアの代表的な公共交通機関は、
・オジェック(バイクタクシー)
・アンコット(乗り合いバス)
・バス
・タクシー
などがあります。
中でも、値段が安い2つ(オジェック、アンコット)がインドネシア人の大衆層が活用する交通手段となります。
高校生4人とも、リアルなインドネシア人の移動を体験したことになります。
アンコットには、空調がついているはずもなく、汗だくになりながら片道2時間をかけて都心まで行きました。
長い時間をかけて、たどり着いた都心部のボタニスクエアーでは、みんな久しぶりの文明に触れた...という様子で、建物の空調やバーガーキングのちょっとジャンキーな食事を堪能していました。
夜のミーティングでは、それぞれがNinaに対して英語でその日の進捗を報告しました。
なかなか英語に苦戦していたタイキなどもしっかり準備をしてからと、文字に書くなど工夫を凝らしてNinaとコミュニケーションをとっていました。
また、5W2Hやプロモーションの8steps(AIDMAに似たもの)などをしっかりと使いこなしたり、議論の中で「今、枝葉の話をしすぎてしまっている」という発言がみられるなど、引き続き様々な面で生徒たちの成長を感じます。
今日の夜は、明日実施することになった販売戦略の立案についてみんなで長いこと議論し...気が付いたら深夜2時になっていました..。